卍ブロ

卍師範こと笹谷敏明の日記です

ここにきて自覚

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笹谷です。

いろいろあったし、まだ大イベントが来週に残ってるけど

今年を象徴する写真ってこれじゃないかなって思います

北翔大学のHPに載せていただいた日本武道学会での発表の記事の画面コピー

 

44歳から大学院生になって今年で2年目

写真のなかで“社会人で通常の業務と並行して”って書いてくれてますけど

僕はさらにプラスして単身赴任10年選手ですし

休みのたびに稽古を重ねて年に一度は東京行って試合したり

学生柔道の指導に関わらせていただいたり

高校生と中学生の父親だったりも並行してるわけです

これは別に特別なことじゃなくて

したいことをしてるとこんな感じになってるだけなんですね

 

きっとこの生き方のベースは中学時代の経験にあるんだなって考えます

中学2年になるくらいから毎日放課後に高校へ出稽古してました

中学校に部活がなかったことと

小学生の頃からお世話になってる道場には在籍してたけど

週に2回の稽古じゃ足りなかったし

強くなりたかったこともあるけど

持て余すエネルギーを放散したかったり

てか、何よりも“別世界”を外に求めていたんじゃないかって

今になって振り返るとそんなことを強く思うわけです

 

中学時代の僕は、度重なる転校を繰り返した

小学生時代からの学習障害の影響で学校生活に馴染めず

かなりの問題行動を引き起こす問題児でした

けど、夢中になって柔道の稽古をしてるときはそんなことを考えなくていいし

夢中で稽古してることが柔道の先生達には“真面目”と受け止めていただき

柔道やってるときは優等生のように扱っていただいてたわけです

学校では感じられない成長を畳の上では実感できていたのもあって

ますます柔道にのめり込んでいくわけでした

 

高校時代は一転して柔道部のある学校生活に身を浸すことになって

すへてが柔道一色の生活になりました

結果、いろいろ破綻してまさかの転校って事態に陥ることになります

でも、この経験は僕のなかではとても大切な時間でした

この経験があってこれ以降

僕の人生が1つの世界で落ち着くことが無くなるわけです

 

いくつか並行する世界を持ちながら生きることが

僕の性には合ってるんだなってここ最近は強く実感します

 

長男が生まれた翌年の30歳から34歳まで

柔道を離れていた時期があったんですけど

職場だけの世界観が生活のすべてになって破綻しかけました

んで、35歳から柔道を再開して自分で定めた目標をクリアし続けることで

成功体験を重ねてうまく自分を解放し

この10年はバランスのとれた人生を歩んでこれた気がしてました

 

そして今年

っていうか、この2ヶ月くらいの間

それも少し破綻してきたなって実感してます

っていうのは、ライフワークにおけるウエイトが重たくなってきたからです

だから少し軽くしてバランスを取らなきゃって感じになってきてます

っていうか、意思とは関係なくそういう方向へ勝手に動きましたし

多分、将来的にもライフワークとライスワークのどちらかが欠けたり一致したり

両方あってもどちらかが重たくなるような生き方をしないしできないんだろうなって

ことが強く自覚できた年でした

 

んなわけで、今日は終業後に札幌へ帰ります

今日もほんのり頑張ります(・∀・)ノ

 

【12月14日朝の体重:79.4kg(前日比-0.4kg)/[標準体重78kg]+1.4kg】
【2018年乱取総時間数《101回》5951分/立技:1956分、寝技:3995分】