2回目の出張指導と卍メソッドの“その先“
来月の話ですが
今年2回目の出張指導@稚内市を務めさせていただきます
1回目の前回は、僕が大学院で研究中の“卍メソッド”を
そのまま講義させていただきました
次回は“その先”を講義させていただくつもりです(*´∀`*)
そもそも卍メソッドって何か?って話ですが
正体姿勢(向かい合い引き込み引き込まれの状態)から始まる寝技乱取を楽しみ
立技を含めた柔道上達に役立てることを目的とした指導プログラムです
その①は、7種類の抑技→抑技の連絡→脚の抜き方と腕の括り方→膝裏とつま先の関係
→組み方と切り方→具体的な攻防の在り方
ここまでが前回の稚内での講義内容であり、
同じ内容で昨年実施した実験授業の成果が修士論文の内容になります
僕の研究で定義する寝技とは
をいいます
固技を施すまでの技ってのは具体的に言うと
帯取返とか横三角とか明確な目的が定まった運動がセットになったもので
固技を施すまでの動きっていうのは
投技を失敗したけど持ち手を離さずそのまま相手を制して抑えてしまうとか
相手が投技を失敗したときにたまたま持ってた襟で絞めたとか
状況に合わせて突発的に辻褄合わせる感じです
固技を施すまでの技と動きには大きくわけて
3つの状況があると考えてます
・立姿勢からの移行
・正体姿勢からの移行
・カメ取り(うつ伏せ)
同時に、寝技技術はこの順番で歴史的変遷を遂げています
これらの全ての中核的な運動を抽出した結果
正体姿勢の攻防から学ぶことが比較的簡単で安全なのではないかと
考えるようになりました
てか、正体姿勢の攻防から始めるべきとの考えを理由付けする作業をしました
さてさて、現時点での卍メソッドは
正体姿勢から抑技を施すまでを内容としております
固技を施すまでの状況には立姿勢からの移行とカメ取りがあります
さて、“卍メソッドのその先”
第2弾は正体姿勢からの絞技と関節技です
関節技は首固、肘固、膝固、脚固、腹固、十字固、腕絡…
具体的な“何固”って技っていうよりも
中核的な運動から具体的な技を考えられるような内容にします
それらに前回の抑技とリンクさせて
同じ動きを立姿勢やカメ取りに発展させていく感じで考えてます
それにプラスして捨身技も講義するつもりです(*´∀`*)
きっぷも買いました
稚内の皆様お世話になります!!!
ってわけで昨日は、札幌出張からの大学で稽古でした
出張って言っても自宅からですが(笑)
今日も札幌出張からの大学で稽古です
ってわけで、今日もほんのり頑張ります(・∀・)ノ
【11月22日朝の体重:79.8kg(前日+0.4kg)/[標準体重78kg]+1.8kg】
【2019年乱取総時間数《151回》9840分/立技:3862分、寝技:5978分】